図書館でのミーティングの様子

複合科學研究科では、複雑な自然現象、社會現象やその発現?機能?相互作用等を司るシステムについて、総合的あるいは分野橫斷的な視點から教育研究を行います。そして、そのことを通じて21 世紀における人間社會の変容に関わる様々な重要課題に対して、情報とシステムの観點に立腳する學術研究を擔ってゆく研究者や高度専門家の育成をめざしています。研究科を構成する統計科學、極域科學、情報學の各専攻は、本來、各々が橫斷型の研究分野を擔っていますが、本研究科では、共通科目を設定するなど、これら専攻が緊密に連係することによって、教育研究の一層の充実を図っています。

國立情報學研究オープンハウスでの研究紹介の様子
國立情報學研究オープンハウスでの研究紹介の様子

研究対象は多岐にわたりますが、総合科學としての理念、研究におけるアプローチ、方法論は本研究科の根幹として共通するものです。そして、統計科學、情報學では、種々の事象に通底する蓋然性や複雑性を統計數理と情報によって解明し、また極域科學は地球の特異點たる極地での地球物理と生物の複雑系を総合科學として解き明かして行きます。こうした教育研究を通じて、さらに新たで、かつ、先導的先端的な研究領域を融合しつつ體系化することにより、複合科學の一層の展開を志向しています。
より詳細には、各自の問題関心と照らし合わせて、各専攻のホームページを參照して下されば幸いです。

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研究科長:宮里 義彥

専門分野:制御理論

各専攻について
統計科學専攻

統計科學専攻
統計科學スーパーコンピュータシステム HPE SGI 8600
統計科學専攻の基盤機関である統計數理研究所は、赤池情報量規準を始めとして統計科學において多大な研究成果を上げており、我が國のみならず世界における統計數理研究の中心的な研究機関として、學術の発展に寄與してきました。
統計科學専攻は、現実社會からの情報ないし知識の抽出を、データに基づいて実現するために、理論と応用に関わる教育と研究を行い、複雑に相互に絡み合うさまざまな重要課題の解決に貢獻する創造性豊かな研究能力を備えた人材の育成を目的としています。
極域科學専攻

極域科學専攻
南極のオーロラ
(撮影 平成22年3月修了 鈴木秀彥)
極域の自然は、宙空圏、気水圏、地圏及び生物圏が相互につながり、全體が大きな極域環境システムを構成しています。極域科學は、この複雑な自然環境システムに係る幅広い研究分野の基礎に立ち、物理學的、化學的、生物學的諸過程とその相互作用を、地球環境システム全體との関係を視野に入れながら、究明することを目的としています。極域科學専攻においては、南北両極域の自然現象を中心に、全球的規模の環境をも視野に入れた教育?研究を行い、高度の研究能力を備え、フィールドサイエンティストとしての力量を持ち、幅広い地球科學研究に柔軟に対応できる創造性豊かな研究者を養成します。
情報學専攻

情報學専攻
VRを利用した人間と知能ロボットの対話に基づく學習実験の様子

情報學専攻
16階ラウンジにおける交流の様子

情報學を極める―未知への挑戦

情報學(Informatics)は、情報に関する諸問題を広範かつ総合的に取り扱う學問分野です。伝統的な情報科學?情報工學にとどまらず、データ駆動型社會で中心的な役割を果たしているモデリングや人工知能、データサイエンス、さらには人間や社會を対象とする人文情報學 ? 社會情報學をカバーする複合科學分野で、情報の表現、収集、流通、管理、処理、理解、利用、及びこれらを支える情報基盤技術を包含しています。本専攻では、國立情報學研究所の最先端の研究環境や學術情報基盤を活用し、多くの外國人研究者や留學生が集う國際色豊かな雰囲気の中で、基礎から実踐まで幅広い能力と高度な専門性を身につけた研究者や高度専門家を養成します。

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