開講式での集合寫真

2019年612日から7日間、「2019年度JSPSサマー?プログラム」のオリエンテーションを湘南國際村センター(葉山)にて実施しました。各國の學術機関による選抜を経て、英國、フランス、ドイツ、カナダ、スウェーデン及びアメリカ合衆國の6カ國から博士課程取得前後の若手外國人研究者(フェロー)97名が來日し、それぞれの受入研究機関に向かうまでの1週間を葉山にて過ごしました。

6月12日(水)

初日の開講式は、日本學術振興會の牛尾理事及び本學の長谷川學長の挨拶で始まり、推薦機関からも多くの関係者が出席されました。また、2015年度にJSPSサマー?プログラムに參加し、現在JSPS特別研究員として來日している元フェローから、日本で研究生活を始めるにあたってのアドバイスを含むプレゼンテーションが行なわれ、フェロー達も興味深く耳を傾けていました。夜の歓迎レセプションでは、日本での受入教員、本學教員や學生達も歓談に加わり、分野や國籍を超えた交流が活発に行われ盛大な會となりました。

6月13日(木)

John BREEN氏(國際日本文化研究センター)による"Emperor-Making in Modern Japan: Abdication, Succession and the Future of the Imperial Line"(近代日本の天皇:退位と皇位継承の問題)と題した特別講義が行なわれました。冒頭にて201951日に新天皇が即位したことが紹介され、日本の皇室制度、新天皇即位までの経緯、そしてその一連の流れと日本の政治の関係性等について説明があり、熱心に聞き入るフェロー達の姿が印象的でした。

オリエンテーション期間中、計3回の日本語授業が、レベル別に10クラスに分かれて行なわれました。フェローのうち7割が日本語學習初心者でしたが、授業の回數が進むにつれて、挨拶はもちろん、フロントでのやり取りも日本語で行なう姿が見られました。

午後は半日の鎌倉観光で、鶴岡八幡宮と高徳院(鎌倉大仏)へ見學に行きました。その日は晴天に恵まれ、時差ぼけもある中でプログラムが続いたフェロー達は、リラックスした時間を過ごしました。

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John BREEN氏による特別講義の様子
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鎌倉観光を楽しむフェロー

6月14()

ポスタープレゼンテーションでは、自らの研究と日本における研究計畫について、各自が用意したポスターをもと活発な意見交換が行なわれました。

日本文化紹介では茶道、折り紙、著付け、書道等、様々な日本の伝統文化を體験し、その後、ホストファミリーの元へと向かいました。週末は各家庭で、日本食作り、陶蕓體験等、心のこもったおもてなしを受け、16日(日)には涙ながらにホストファミリーとの別れを惜しむ姿が方々で見られました。

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   ポスター?プレゼンテーション
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       日本語授業
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       著物を體験
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   ホストファミリーと週末を過ごす

6月17日(月)

総研大の長谷川眞理子學長による特別講義 "What is the "cultural difference"? So-called individualism in Western culture and collectivism in Japanese culture."(「文化の違い」とは何か?いわゆる歐米文化の個人主義と日本文化の集団主義)が行なわれました。フェロー達がこれからまさに直面することになる「文化の違い」について、人の行動と文化の関係、そして歐米文化と日本文化に焦點を當てた時、それが具體的にどのように行動に現れるのか、自身の経験談も交えての講義が行なわれました。講義に引き続き活発な質疑応答が行なわれ、これからの2ヶ月間、驚きや疑問を感じた際に、その違和感の裏にある文化背景の違いに目を向けるきっかけとなる內容でした。

午後は、元東京藝術大學教授の安藤政輝先生の特別講義及び邦楽演奏がありました。安藤先生から日本の伝統楽器についての説明に続き、箏、尺八、三味線、十七弦を用いた6曲の楽曲の演奏があり、素晴らしい音色を動畫に収めるフェローも多く見られました。演奏後のワークショップでは、檀上に用意された箏や三味線、尺八に觸れてみたいというフェローが長蛇の列を作り、直に楽器に觸れ満喫した様子でした。

葉山で過ごした1週間、週末一日を除いては天候に恵まれ、予定通り618日朝に全國各地の受入機関へと旅立っていきました。2ヶ月の研究を経て、次は820()に報告會を実施します。彼らの今後の活躍を心より祈念いたします。

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     長谷川學長の特別講義
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     箏に觸れるフェロー


「JSPSサマー?プログラム2019」 報告會?送別會を開催

2019年8月20日(火)

全國各地の大學?研究機関での2ヶ月間にわたる研究活動を終え、2019年8月20日、東京九段下ホテルグランドパレスにて研究報告會が開催されました。 報告會では、各國の代表者6名が、各自の研究成果について、また本國と日本の研究スタイルの違い、日本での文化交流について報告しました。長谷川眞理子學長、家泰弘日本學術振興會理事からは、「日本での人脈、経験を活かして、それぞれの國で科學外交官として活躍下さい。」との激勵がありました。

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研究成果のプレゼンテーション
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修了証を受け取ったフェロー

送別會には、13名の受入研究者、6月のオリエンテーションにて特別講義の講師を務められた箏曲家の安藤政輝先生にご參加頂きました。また、本プログラムの修了生であり、現在はJSPS外國人特別研究員として日本で研究を続けているDr. Lachance-Quirionから日本での研究生活、JSPSの研究助成等に関するプレゼンテーションがあり、終盤にはフェロー達の日本での研究活動の様子、文化體験等の寫真が上映され、最後まで名殘惜しく語り合いが続きました。

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送別會

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